「伝統工芸日本金工展」は、日本全国の金工作家らによる展覧会で本年度49回目の開催を迎えます。
日本における金属工芸の歴史は古く、その時代の用途に応じて、様々な素材と技法を用いて多彩な形態の作品が創り出されてきました。本展はその伝統技術を今に継承すべく、現代の作家らが技を競い、より秀逸な作品を創り上げ、それらを広く展覧することを目的としています。
展示作品144点は単なる金属にとどまらず、鋳金・鍛金・彫金など様々な伝統技法を駆使した芸術性の高い作品ばかりです。
これらの作品には、限りない金属の可能性と長い歴史の中で培われてきた技巧の妙を伺い知ることができます。
今回、静岡県内では初となる「伝統工芸日本金工展」。この展覧会を機に、歴史ある金属工芸界の発展と作家らのたゆまぬ努力や創意工夫、熱意を感じて頂く機会となれば幸いです。
●掛川市二の丸美術館 第49回伝統工芸日本金工展
開催期間:2021年8月7日(土)~10月8日(金)
休館日:8月16日(月)・30日(月)、9月13日(月)・27日(月)
開催時間:9:00~17:00 ※入館は16:30まで
会場:掛川市二の丸美術館(掛川市掛川1142-1)
料金:入館料/一般200円、中学生以下無料
問い合わせ先:掛川市二の丸美術館(0537-62-2061)
公式HP:http://k-kousya.or.jp/ninomaru/