資生堂アートハウスでは、4月27日より、「第二次 工藝を我らに 第三回展 資生堂が提案する美しい生活のための展覧会」が開催されております。
「工藝を我らに」は2015年から始まった、資生堂アートハウス主催のグループ展です。本年のメンバーは、十四代 今泉今右衛門(陶藝)、中條伊穗理(漆藝)、三代 吉羽與兵衛(金工)、安達征良(ガラス工藝)の 4名。メンバーによる新作に加え、アートハウスの収蔵品や古美術、工業製品など、制作された時代や地域、方法にこだわることなく選ばれた器や道具類を組み合わせ、実際に生活の中で工藝品を用いる場面を想定しての構成が見どころです。また、今回は従来の展示に加え、メンバーが共同で制作した「茶箱」や、愛用の品々を持ち寄って組み合わせた「酒宴箱」など、新たな企画が加わりました。「第二次 工藝を我らに」は今年で3回目を迎え、メンバーは本展を舞台に、機知と創意に満ちた新しい制作に打ち込んでいます。会場には生活を楽しみ、人生を彩るためのさまざまなヒントが散りばめられています。
十四代 今泉今右衛門(陶藝) 「色絵墨色墨はじき桜文翡翠香炉」 2022年
中條伊穗理(漆藝) 「花鳥文描きんま茶器」 2021年
三代 吉羽與兵衛(金工) 「鉄 湯沸(南鐐椿ツマミ蓋)」 2021年
安達征良(ガラス工藝) 「硝子花入 青葉雨」 2021年 など
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■「第二次 工藝を我らに 第三回展 資生堂が提案する美しい生活のための展覧会」
・会期:2022年 4月27日(水)~ 8月12日(金)
・開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
・休館日:日曜日、月曜日、火曜日(祝日の場合も休館)
※令和4年4月末より休館日が変更されております。ご注意ください。