7/10(日)~17(日)にかけて「垂木の祇園祭」が開催されます。
今年は御渡の行列等も、感染対策の上で出来るだけ元の形に戻して行う予定とのことです。
垂木の祇園祭の起源は鎌倉時代末期にまでさかのぼり、雨桜神社の社殿が焼失した際、2㌔南の六所神社で御祭神を一緒に祭ったことから、お礼のための神幸祭が始まったと伝わっています。
また、収穫した麦を天から降りてきた獅子が食い荒らし、これを武者が退治して祀ったという伝承もあり、この2つの神事と伝承が祇園祭として同時に執り行われるのは、全国でも珍しいと言われています。
雨桜神社の神輿3体に同行する獅子や旗持ちなどの役割り、「麦オコワ」を供える家などが、江戸時代から地域の約30世帯で世襲によって守られてきたこの祭礼は、地域の特色を顕著に残し、学術的に高い価値が認められ、掛川市の無形民俗文化財に指定されています。
7月10日 午後2時 神輿渡御 (雨櫻神社→六所神社)
7月11~16日 正午 御日供祭 (六所神社)
7月16日 午後7時 獅楽式 (六所神社・中村家)
7月17日 午後2時 神輿還御 (六所神社→雨櫻神社)
※今年度は流鏑馬はありません
詳細は「雨櫻神社 六所神社」の公式サイトをご覧ください。
https://rokushojinja-2014-06-18.jimdofree.com/
※「お問い合わせ」欄から質問も受け付けているそうです。
雨櫻神社(掛川市上垂木1612)
六所神社(掛川市上垂木981)
TEL/FAX 0537-26-0593(両社共通)