掛川市は6月1日、サッカー元日本代表で現在オランダのサッカー1部リーグ「ヘーレンフェーン」で活躍中の小林祐希さん(25)を、掛川の魅力を国内外に発信する「輝くかけがわ応援大使」に委嘱しました。
小林さんは東京都出身で、19歳のとき東京ヴェルディでクラブ史上最年少となる主将に就任しました。同年の平成24年からジュビロ磐田で活躍。平成28年5月には日本代表に初選出し、同年8月にオランダへ移籍しました。
小林さんと掛川市の縁は平成26年にさかのぼります。市内在住の磯部由裕さん・玲子さん夫妻が経営するセレクトショップの常連客となった小林さんは磯部さんと家族的に親交を深め、海外に挑戦する際には、移籍が決まるまでの半年間、磯部夫妻の家に住んでいました。
掛川市役所で行われた委嘱式では、松井市長が小林さんに委嘱書と深蒸し掛川茶を手渡しました。小林さんは「掛川は第2の故郷。掛川に住み、日本代表に選ばれ、海外移籍が決まるなど運気が上がった」と笑顔で話し、続けて「オランダではグリーンティが人気。自分もお茶が好き。掛川の顔としてお茶や掛川のいいところを広めたい」と述べました。
小林選手からプレゼントされたヘーレンフェーンのユニホームは、今後、市役所内で展示される予定です。