よこすかしろは、江戸後期に横須賀地区へ伝えられた製糖法で作られた白下糖。戦後、いったんは途絶えたものの、平成元年の町おこし事業によって復活しました。
今や遠州横須賀の冬の風物詩として定着し、自然・健康食品として人気を博しています。
この味を守るのは、地元有志10人ほどでつくる「よこすかしろ保存会」(鈴木武史会長)のメンバーら。今年はサトウキビを25㌧ほど収穫し、約1.5㌧の生産を見込んでいます。
工場では、保存会員らがサトウキビの汁を大釜で煮詰め、アクをていねいに取り除きながら水分を飛ばした後、植木鉢のような「凍炉」に移してかき回しながら冷やす作業を繰り返し行っていました。
商品は、12月1日からサンサンファームやとうもんの里、掛川駅構内「これっしか処」など市内各所で販売されます。
昔ながらのまろやかな甘みをぜひお試しください♪