献上茶ってご存知ですか?
静岡県内では、最良の条件で育てられたお茶を、最良の手揉み技術茶によって謹製し、皇室へ献上する献上茶謹製事業が実施されています。
平成元号としては最後の献上となる本年、第60回の皇室献上茶の謹製を掛川市にて実施することとなりました。
掛川市での実施は平成4年以来、じつに26年ぶりのことです。
お茶の手揉み製法は、江戸時代中期に考案された、日本独自の茶の製法です。
手先だけではなく全身を使う大変な作業のため、今や機械での製茶が主流となっていますが、機械での製茶もこの手揉み製法が原点となっています。
当日は、手揉み製法の体験ができるほか、日本茶インストラクターやT-1グランプリin掛川で上位入賞を果たした子ども達が美味しく淹れた手もみ茶を、会場にてお楽しみいただけます。
とっても身近なお茶ですが、そのお茶がどのようにして作られるのかは知らない方が多いのではないでしょうか。
伝統のある茶の手揉み製法に触れて、普段のお茶をもっと楽しんでみませんか。
皆さまのご来場をお待ちしております。
【皇室献上茶謹製事業および記念イベント】
日 時:平成30年4月22日(日)午前10時30分~
会 場:掛川市生涯学習センター
参加費:無料
内 容:10:30~ 16:00頃 手揉みの実演・体験コーナー
10:30~ 12:30頃 手揉み茶の呈茶サービス
10:45頃(午前中のみ)掛川市民合唱団による合唱披露
問合せ先: 掛川市役所 お茶振興課 0537-21-1216