掛川市二の丸美術館では、開館20周年を記念し、戦国武将山内一豊と太田侯や松平侯などの歴代掛川城主のゆかりの作品を展示しています。
山内一豊は、豊臣秀吉の臣下として天正18年(1590)に掛川に封入、10年間東海道の守り役を果たし、関ケ原の戦いで土佐20万石の大名へと出世しました。
江戸時代に入ると、掛川藩は延享3年(1762)から明治維新まで、太田侯が安定して掛川藩を治めます。太田侯の治世約120年間に、教養館・掛川藩校の設立、そこで指導に当たる教授として当時屈指の学者であった松崎慊堂を招聘、また谷文晁・渡辺崋山に学び、福田半香の師に当たる村松以弘をお抱え画師とするなど、学問と文化が振興しました。戦国時代の山内一豊の活躍から、太田侯による学問と文化が花開いた江戸時代までの掛川を紹介します。
- 開催日 2018年9月8日(土)~11月4日(日)
休館日 期間中は 9月25日(火)、10月9日(火)、10月29日(月)の3日間
- 開催時間 9:00~17:00 ※入館は16:30まで
- 会 場 掛川市二の丸美術館( 掛川市掛川1142-1)
- 入館料 大人200円、中学生まで無料 ※20名以上の団体2割引料金
- 問い合わせ 掛川市二の丸美術館 (電話 0537-62-2061)