掛川市二の丸美術館にて、第19回共同巡回展 「見て、感じて、遊ぼう!はんが遊園地-府中市美術館のゆかいな創作版画コレクションより-」がはじまりました!
大胆な色使い、強烈なデフォルメや抽象化などの効果により、痛快で思わずクスッと笑ってしまう作品や、鋭い視点にハッとさせられる作品、怖いのに可愛い、真面目なのに抜けている不思議な作品など、「可愛らしさ」や「おかしみ」を感じる「創作版画」の名作たち。
「創作版画」とは、描いたイメージを自分で版に彫り、自分で紙に摺った版画作品のことで、1904(明治37)年、美術文芸雑誌『明星』に掲載された、山本鼎の《漁夫》によって始まりました。
今回は、府中市美術館所蔵の川上澄生・谷中安規・前川千帆・浅野竹二など、日本の創作版画を牽引した作家の木版画、約100点(約30作家)をご紹介します。
また上田地域にまつわる版画として、坂城町にある「森工房」で制作された世界最大級のリトグラフ「大版画」や、かつて上田の地で隆盛を極めた「蚕糸業」に関する版画作品にも焦点を当てます。
本展では、作品を年代や作家ではなく、純粋なイメージに沿って展示。直感的に楽しめる創作版画から、地域の多様な版画作品まで、遊園地を楽しむように観てもらおう!というのがこの展覧会のねらいです。自由で楽しい版画の世界をお楽しみください。
詳細は二の丸美術館HPをご覧下さいませ(*^-^*)
http://www.kakegawa-artpark.com/ninomaru/
開催日:2019年7月20日(土)~9月1日(日)
休館日/7月29日・8月5日・8月26日(いずれも月曜日)
開館時間:9:00~17:00 ※入館は16:30まで
会場:掛川市二の丸美術館 0537-62-2061
住所:〒436-0079 掛川市掛川1142-1
料金:入館料/大人200円、中学生まで無料